家庭の5S活動 子育て日記

【家庭の5S】ボトムアップで取り組んで子どもの主体性を伸ばす

おはようございます♪

㈱Smile System Support の上石です(^^)/

 

今日は家庭で5S活動を行う上での注意点として、トップダウンでやめましょうというお話をします。

 

トップダウンとは、企業の場合、上司が意思決定をして部下がそれに基づいて動くというスタイルの仕事の進め方です。

反対に、部下発信の意見を取り入れながら意思決定していくスタイルを「ボトムアップ」と言います。

 

私が企業での5S研修を行う時は、社員の皆さんにボトムアップ型で活動を進めていってもらうようにしています。

5S活動をボトムアップで進めていくことで、社員さんたちは自然と自主的に物事を考えるようになるからです。

 

例えば意思決定にスピードを求められる場面ではトップダウンが適していますが、社員には自主的に動いてもらいたい願うならばボトムアップが適しています。

これは家庭でも同じです。

 

家庭のことは奥様が決めていることが多いです。

家にいる時間が長ければ長いほどそうなってしまいます。

 

奥様が主体となって(トップダウンで)片付けすると、「一生懸命掃除しても家族が乱す!」「家族が全然手伝ってくれない!」という状態に陥ってしまいます。

 

奥様が決めたルールに家族が従うという形だと、他の家族が家族は自主的な行動になりにくく、いつまでたってもやらされ感です。

 

反対に、家族一人ひとりからしっかり意見を聞きながら(ボトムアップで)、お片付けのルールを決めていくと、みんなの中に主体性が出てきます。

プロセスに関わることで、ひとごとではなくなってくるからです。

 

最初はお互い話し合うことが面倒くさいと感じてしまうかも知れません。

でも定期的に話し合う機会を作って、それをコツコツ積み重ねていくと、徐々に子どもから意見が出てくるようになります。

 

子どもは大人よりも自由で柔軟なアイデアを持っているので、意見を聞いてみると面白いですよ^^

子どもたちも自分の意見が採用されると、楽しくなって前向きになってくれます。

 

最初は面倒でめげてしまうかも知れませんが、根気強く、話し合いを継続して、みんなから出た意見を実践していってください。

ということで、5S活動はトップダウンではなく、ボトムアップで行いましょうというお話でした。

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