起業・仕事日記

息子がした辛い経験を聞いて自分も同じ経験をしたのを思い出した話

おはようございます♪

㈱Smile System Supportの上石です(^^♪

今日は最近息子がした辛い経験を聞いて、自分も似たような経験をしたことを思い出した話です。

 

昨日私が5S研修を担当する会社まで車で出かける時、たまたま息子の行き先が近くだったので一緒に乗せていくくことに。

その間、いろいろ話をしていると、息子が今何につまずいているのかというのがだんだん見えてきた。

 

一番大きい躓きは、人を信じれなくなって意欲が湧かないこと。

そうなったきっかけは、友だちに裏切られたこと。

彼は留学から帰ってきて、友達3人でYoutubeを始め、いつかそれがビジネスになるように企画を考えながら頑張っていました。

ところがスタートから3ヶ月ぐらい経った時、一人の友だちから「youtubeにかかりきりになると、趣味の時間も減るし、彼女と遊ぶ時間もなくなるのでやめる」と言い出して辞めてしまいました。

息子としては、目標に向かって頑張っていけるように、しっかり話し合いもしてスタートしたので、裏切られたという思いが強かったようです。

さらにそれが小学校からずっと仲が良かったので友だちだったこともあり、大きなショックを受けているようでした。

 

それを聞いて、自分も同じ経験があったことを思い出しました。

20代の時、私は会社で所長という役職に就いていて、部下が5名ほどいました。

 

その部下の中で片腕となってくれている子がいて、その子とよく一緒に飲みに行って、これからのことを話していました。

「ずっとここの会社で私と働きたい」と言ってくれていたのですが、急に辞めてしまったんです。

理由は「この仕事が向いていないから」。

 

私は裏切られて気持ちでいっぱいで、落ち込んで鬱病になってしまい、家から一歩も出られず人に会うこともできなくなってしまいました。
この時は本当に辛かった・・・・。

この出来事を機に、人に左右されるような人生ではなく、自分の本当にやりたい仕事をしたいという思いになり、ずっとやりたかったウエディングプランナーの仕事の面接を受けることにしました。

私が受けた面接は200人の応募があり、受かるのは3人という狭き門。

 

それでも私は面接のとき、「私はウエディングプランナーになりたいので、役職者には絶対になりたくないです」ということを伝えました。

それほど、人には関わりたくないという思いが強い状態でした。

そんなこともあり正直受からないだろうと思っていましたが、奇跡的にその3人に選ばれ、晴れてウエディングプランナーになることができました。

 

その後また紆余曲折あって今の5S研修の仕事を始め、それとは別に地元では飲食店を始める事になったのですが、店長が辞めた時もすごくしんどかったです。

ただ、一度部下のことで経験しているせいか、そこまで落ち込むことはありませんでした。

今回はどの時点で失敗したのか冷静に分析もできました。

 

その前にカウンセリングを受けていたので予防になったかも知れません。

でも最初に部下に裏切られた時より確実に強くなっている気がします。

「もう人とは関わりたくない」という思いはなくなりませんが、それでも今後、会社で人員が必要になった時はしっかり採用していきます。

 

息子との話でこのことを思い出したので、それを息子に伝えました。

すると少し明るくなった様子。

 

一度経験すると人は強くなります。

だからこの経験によって人の成長って変わってくると思います。

 

やっぱり私は人の役に立つ仕事であればこれからもどんどんチャレンジしていきたい。

だから辛い経験も糧にしならがこれからも進んでいこう。

息子に話しながら強くそう思いました。

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