おはようございます♪
㈱Smile System Support の上石です(^^♪
家庭の5Sの「整理のルール」についてお伝えします。
私が普段に企業様で行なっている5S活動の「整理」では、「整理のルールを決めましょう」ということでお話させてもらっています。
整理を行っていく上で、この「整理のルール」を決めることはとても重要です。
これは会社でも家族でも同じ。
5S活動における「整理」とは…
「要るモノ、要らないモノ、急がないモノを分けて要らないモノを徹底的に処分すること」です。
そして、整理のルールとは、つまり「処分のルール」のこと。
「どんなモノは捨てるのか?」「どのタイミングで捨てるのか?」が大切です。
今回は「どんなモノは捨てるのか?」について詳しく書いていきます。
処分のルール「どんなモノは捨てるのか?」
整理はきれいに整えることではなく「処分すること」が重要です。
今後使う予定がないモノは処分、もしくは誰かにあげるかしましょう。
女性の持ち物で溜まりやすいのは洋服や食器などです。
これらに対して、どんなモノだったら捨てるのかの基準を決めます。
ちなみに私の洋服の処分のルールは2つ。
- 痛んでいたら処分
- 気に入ってはいるけど着づらければ処分(これで捨てられない人が多い)
1着ずつ見返して、今後その洋服を自分が着ている姿が想像できるかなども判断基準になっています。
食器の場合は、
- その食器に盛り付ける料理を想像できなければ処分
- 同じ用途の食器があればどちらかを処分
こんな感じです。
購入のルールも決めよう
「処分のルール」と共に決めて欲しいのが「購入のルール」です。
どんなモノなら買う、どんなモノなら買わないという基準をしっかり持っておくと、無駄な衝動買いでモノを増やすことを無くせます。
私の購入のルールは、服の場合はこうです。
- 1着捨てたら一着購入
- イベントなどの着る目的が明確なら購入
この2点です。
このマイルールを決めるだけで、ムダ買いがかなりなくなり、お金のムダ使いもなくなりました。
そしてクローゼットもいっぱいになることはありません。
食器の購入ルールの場合は、
- 破損したら購入
- 同じ用途の食器が家にない場合、購入
このように、特に多く持ってしまうモノほど、しっかりルールを決めていきましょう。
子どもには自分で処分の判断をしてもらいましょう
子供の持ち物といえばオモチャ。
うちでは、オモチャの処分ルールとして「オモチャはオモチャかご1個に入るだけ持つ」というルールを決めています。
オモチャかごに入り切らなくなったら、いったん中身をすべて出して、子どもに自分で「いる・いらない」を判断してもらって、自分で整理するようにしています。
うちの子どもは2歳の頃から、オモチャかごがいっぱいになったら『3分間でこの袋に要らない物をいれてこよう!』とゲーム感覚で整理をしていました。
今では当たり前のようにその判断ができるようになっています。
こういったことを始めるのは早ければ早いほどいいのですが、いつからでも遅くないです!
子供の場合は、まず「どれぐらいの量まで持っていいいのか?」という範囲を一緒に決めて、そこからは出ないように管理してもらいましょう。
この子供の整理で一番気を付けなければならないことは、子供が「これはもう遊ばないからいらない!」といったものに対して、親が「それはまだ買ったばかりだからもったいない」とその行動を止めてしまうことです。
もったいないという気持ちはわかりますが、それであれば「もっと購入する時に今度から考えようね」と同じ間違いをしないように話をすることが大切です。
この「判断をする」ということは子供の教育にとってもとても大切。
しっかりと判断する力を養っていくことで、人生のあらゆる場面でしっかりと「自分に必要なもの」を判断できるようになります。
うちの息子も今では自分に必要なものがとても明確です(笑)
子どもには自分のことについての判断をできるだけ本人に任せるようにしましょう。
旦那様のコレクションが多くて困っている場合
男性の場合、趣味でモノをコレクションをされている方が多くいらっしゃいます。
コレクションなどはディスプレイすることも多く、そうするとけっこうなスペースを使います。
もし旦那様がモノをたくさん持たれているお家の場合は、まずは「旦那様のモノを置くスペースがどれだけあるのか?」から、その範囲で管理をしてもらえるように話し合いましょう。
場所があればそれでも大丈夫ですが、スペースに限りがある場所は、スペース的にどれぐらいの量を持つことができるのか?から考えて、持つ量を調整することが大事です。
ちなみに、うちの主人は収集癖などはなく、基本的にはほとんどモノを持たないので助かっています😊
まとめ
今日は整理のルールの「どんなモノは捨てるのか?」についてお話しました。
しっかりと基準を決めて、それに沿ってモノを捨てたり買うようにしていけば、モノが増えなくなって快適な暮らしに近づいていきます。
5S活動の本質は「みんなでルールを決めて、みんなで守っていく」ということです。
まずは家族で話し合って、理想の暮らしのためにどうすればいいか?ルール・基準を決めていきましょう!
明日は処分のルールの「どのタイミングで捨てるのか?」についてお伝えします!