おはようございます♪
㈱Smile System Supportの上石です(^^♪
私が子育てで一番大切にしていることは「考える機会を与える」こと。
コーチングでもこの手法をつかいます。
人はすぐに成果を出したい、すぐに答えを見つけたいと思ってしまいます。
私も小さいことはなんでもかんでも答えを人に聞くタイプでした。
でもすぐ人に聞いて答えを教えてもらっていると「考える力」がつきません。
学校の勉強は必ず正解があるもの。
でも生活をしていると正解のない問題が日々起こってきます。
「朝の支度が遅くて学校に行くのがギリギリになってしまう」
「ゲームに夢中になってしまうとやめられない」
「朝ごはんに何を食べたらいいのか」
最初子供たちは何も考えず同じことを繰り返します。
うちでは朝ごはんは自分で作るルールですが、最初子供は何を作ればいいか聞いてきました。
そこで私はアドバイスをしません。
基本的にはオウム返しで「どうしたらいいと思う?」と聞き返します。
すると自分の頭で考えるというシフトに切り替わります。
親としては早く解決策を見つけて行動してほしいと思ってしまいがちです。
私が気を付けているのは急がないということ。
急いで考えると適当に考えてしまいます。
聞き返す目的は自分でしっかり考えてほしいからなので、「改善策が見つかったらまた教えてね」と言って一度その話から離れます。
すると案外しっかり自分で考えて実践しています。
朝の支度に時間がかかっていた件に関しては、何度か改善を試みたようです。
まず早く起きる。
これは続かなかったみたい。
次は夜少し早く寝る方法に切り替えていました。
それでもなかなか起きれず朝はバタバタ。
次は夜の間に給食袋なども用意しておくという作戦。
するとギリギリに起きても間に合うように!
私は「一度の改善でうまくいかなくてもOK」というスタンスを常に伝えています。
すると焦らず成功するまで考えるということが当たり前になってきました。
今小学生の次男はこれを小さいころから伝えているので、何が問題なのか?どうしたらいいか?ということを考える力が既にあります。
でも長男は大きくなってから伝えているので、壁にぶつかると補助が必要。
長男にコーチングをするようになってからは、考えることの大切さが分かってきてくれてるみたいです。
学校の勉学というのは、習ったことを記憶する機能を使っているだけで、考えるという機能は使っていないと思っています。
でも、社会にでるとすべてに答えがあるわけではありません。
この考えるという脳の機能を鍛えておかないと、イレギュラーなことに耐えられずストレスが溜まりやすかったり、精神的にしんどくなりやすくなるのではと思います。
そうならないためにも、自分で考えるという力をしっかりつけて欲しいです。
親が生きている間はサポートできますが、それでもいつまでもサポートするわけにはいきません。
自分の足で生きていくには、この考える力は必須やと思います。