起業・仕事日記

河内長野「すまいる食堂」ができるまでの話

河内長野すまいる食堂

おはようございます♪

㈱Smile System Supportの上石です(^^♪

 

今日は弊社の飲食店「すまいる食堂」ができるまでについてお話したいと思います。

 

すまいる食堂は2020年10月8日にオープンしました。

ちょうど一年前のこと。

 

コロナ禍のオープンででよくここまで維持できたと思います。

 

飲食店を作ろうと思ったきっかけは、うちのスタッフが料理が好きだったこと。

そのスタッフに好きな仕事をしてほしいと思って飲食店を開くことにしました。

 

 

お店を開くためには、まずは物件。

 

そこで、知り合いの飲食店をやってる子に相談したら、「うちの店移転するから、もしよかったらその後使ったら?」と言われました。

いいかもと思ったけど、家賃は決して安くなく相場通り。

 

家賃が相場でも、設備がついていれば回収できそうだったのですが、設備はすべて持っていくとのこと。

そうなると初期費用で結構かかる…

乗り気だったのですが、物件は水物なので仕方がない。

 

残念ながらこの物件はあきらめることに。

帰りかけたところ、ふと昨日、物件情報を見ていたサイトで新しく出た物件を思い出し、帰りにその前を通ってみました。

河内長野すまいる食堂

シャッターが閉まっていて中が見れなかったので、そのシャッターに書いている不動産屋の電話番号にダメ元で電話して、今から見れないか交渉。

するとOKが出て、すぐに中を見せてもらえました。

 

中はこじんまりした理想的な広さでした。

 

ただ、ここは以前は居酒屋で使われていたようで、壁にヤニがついている。

そして探していた洋風のテイストと違って和風な感じ。

河内長野すまいる食堂

ここを借りるとなると、内装工事で結局初期投資がかかりそう。

 

ただ家賃が相場の半額ぐらい。

周りにはスナックやカラオケがあり、相乗効果もありそうな立地。

 

初期投資がかかっても、家賃的に長年継続すればきっと採算は合うだろう、そう思ってこの物件で即決しました。

 

その物件を見たのが9月初旬で、空いたのが8下旬だったので本当にタイミングが良かったと思います。

1件目の物件であきらめた直後だったので、運命だったのかなと思います。

 

9月15日ごろに契約。

 

通常飲食店のオープンは、内装やオペレーションの練習などで3ヶ月程度の準備期間を設けることが多いんです。

でも私は、この規模の広さで3ヶ月も空家賃を払うのは嫌だし、その期間の家賃分の経常利益を出そうと思ったらかなり大変。

 

なので、できるかぎり早くにオープンを目指しました。

 

知り合いの内装屋にお願いして、9月27日までには内装、設備すべてを終わらせてほしいと伝えました。

大変な要望でしたが協力してくださいました。

河内長野すまいる食堂

 

契約から10日ほどで、スタッフが試作品をが考えてくれて、メニューが決まってきました。

河内長野すまいる食堂

 

9月27日には知り合いを呼んで試食会をして、そこで出てきた問題点をオープン予定の10月8日までに改善。

オープンしてからも、この1年は改善の繰り返し。

 

このオープン前には資金調達のために、知り合いの経営者や友達にチケットの前売りをしました。

この資金のおかげで設備投資もできました。

 

1周年記念では、今まで携わってくださった業者さん、投資してくれた経営者、友だち、そして応援してくださっているお客様に感謝を込めて、蒸し野菜とタンシチューランチを作ることにしました。

この試作にもかなり時間がかかりました。

 

お世話になっている方たちに還元したいという思いで、このシチューを作成したので正直、原価もかなり高くなってしまいました。

でも、これからもずっと応援してもらえるような店にしたいなという想いで、今回は利益は考えず作っています。

 

こんな感じで店がオープンできたのですが、1年間頑張ってこれたのはたくさんの方が力を貸してくれたおかげです。

 

まだまだコロナも続きますが、安全で居心地のいいお店を目指して、これからも店長と改善を繰り返していきたいと思います♪

-起業・仕事日記