起業・仕事日記

少し濁った川のほうが魚は生きられる。これは会社でも同じ

おはようございます♪

㈱Smile System Supportの上石です(^^♪

 

今日は「人に任せる」ということについて書きます。

 

今日はうちの会社で運営している「すまいる食堂」のお話。

河内長野すまいる食堂

すまいる食堂は去年(2020年)の10月にオープンしました。

コロナ禍で色々あったけど、1年間やってこれたのはすごく嬉しい。

 

正直、もう店を閉めようかと考えた時期もありました。

でも、今の店長が頑張って切り盛りしてくれているのでここまでこれました。

 

なんとこの10月は今までで一番の売上♪

1周年記念の特別メニュー導入があったことも、その理由だとは思います。

店長も大喜び♪

 

私は経営をしながら色んなことで悩みます。

ほとんどが「人」のこと。

 

きっと生きている以上、人間関係で悩まされないなんてないんだろうと思います。

 

経営していると、スタッフとはただの仲のいい友達とかではなくなる。

たまには嫌なことも伝えないといけないときもある。

 

自分ひとりでやっていると自分が気づいて動けばいいだけ。

私がやってる5S研修事業の講座では、お客様に合わせて話すことを変更できるので、お客様が求めるものに近い講座ができて、自然とお客様も満足してくれることが多いんです。

 

 

でも、すまいる食堂の場合は私が店に出る時間はないので、完全に店長に任せないといけない。

この人に任すというのが本当に難しい…

 

自分と人の感覚は違うし、私が気づいても他の人が気づいていなことがあります。

そうなると、いくらそれを指摘しても響きません。

 

 

これはうちの会社でメインでやっている5S研修事業でも同じことを感じます。

私の大好きな経営者の方の講演にいった時に「きれいすぎる川でも魚は死んでしまうんです。少し濁った川のほうが魚は生きれるんです。これは会社も同じ」と。

 

これを聞いた時、なるほどーって思いました。

 

経営をしていると、どうしても完璧を求めてしまうことがあります。

いろんな方に完璧主義とも言われました。

 

でも友達には、私は自分のこだわったことでないと完璧ではないとも言われました。

確かにそうです。

 

私はお客様に見せる提案書や講座資料が何回も話している内容であっても、必ず朝出かける前に、お客様の顔を思い浮かべながら、もう一度資料を見返します。

そして、その会社・お客様に合わせた内容を盛り込みます。

 

会社へ訪問して、社員さんが違うところでつまずいていることに気づけば、その場で急きょ話す内容変更することもあります。

そのおかげで、講座が終わると経営者様から「今日の講座はうちにとって本当に必要な講座でした!」と言ってもらえたこともあります。

自分がやる講座にはここまでこだわれます。

 

でも、これを人に求めてしまいすぎると、その人を活かすことができません。

 

一番はお客様の満足です。

そこは変わらないのですが、手法はいくらでもあると思ってます。

 

食堂でも、私がいつも気づいたところを言ってしまうと、きっとみんなしんどくなってしまう。

だから、やり方は違っても、一人ひとり必ず何か気づきを得られる環境づくりをしていきたい。

 

そのために、指摘ではなく質問をしながら、どうしていくか決めてもらっています。

 

まだコロナも続き不安定な中ですが、この食堂事業はきっと私が人に任せる修行のような気がします。

どんどん店長の良いところを伸ばし、忙しくてもお客様に寄り添えるお店になるようにしていきたいです。

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