おはようごっざいます♪
㈱Smile System Supportの上石です(^^♪
今日は製造業様の業務改善について。
松下幸之助さんの言葉に「設備は7割で回せ」という言葉があります。
実際、大手製造業では約7割で設備が回っています。
10割で回してしまうと社員に全くゆとりがなくなってしまいます。
製造業の場合イレギュラーも多く、特急品も入ってきます。
10割で回している会社では、必ず納期遅れなどの支障が生じてしまい、社員もどんどん疲弊していってしまいます。
反対に7割を切ってしまうと、手待ちが多くなってムダが生まれてしまいます。
ですので7割ぐらい理想になります。
3割のバッファがあると特急品などにも対応できます。
製造業の場合、機械、人、業務すべてのバランスが取れた工場を目指そうとしますが、それは不可能に近いんです。
例えば今、受注があるからと、今後の予測も立て、機械に投資しても、その仕事が一生涯に渡ってあり続ける保証はありません。
これは機械投資も人への投資も同じです。
今、仕事が忙しいからといって人を採用しても、受注がなくなり手待ちになる可能性があります。
生産効率が上がると思って機械投資したのに上がらなかったということもよくあります。
これは全体最適ではなく部分最適になってしまっている可能性があります。
その機械だけの生産効率をみるとアップしていますが、その後の工程で詰まってしまってるような状況です。
これでは会社全体での生産効率は上がりません。
まずは設備の稼働状況はどうなのか?7割で回せているのか?分析してみるところから始めてみましょう。