こんにちは♪
㈱SmileSystemSupportの上石です(^^♪
今日は、「組織風土」と「組織文化」の違いについて。
経営をしているとこの二つの言葉はよく聞きますが、私も勉強するまではあいまいでした。
よく、企業を経営していく上では、「好ましい風土」づくりが大切などとも言われます。
この二つ、どう違うのか?
「組織風土」とは、「組織や職場集団を全体として包み込むような環境」と定義されています。
結構、あいまいな感じです(笑)
大切なのは、「組織風土」というのは、「主観的な環境」といえること。
では、「組織文化」とは?
「組織の中で、それを構成する人々の間で共有された価値や信念、あるいは、習慣となった行動が絡み合って醸し出されたシステム」と定義されています。
どちらも共通するのが目に見えないこと。
私はこれを勉強した時に、5S活動はまさにこの「組織文化」づくりや!と思いました。
今まで職場で培われた「組織風土」から、好ましい「組織文化」へと変化させていくツールとして5S活動は本当に有効な活動です。
また、この「組織文化」の変革には、組織学習や組織開発が必要とのこと。
組織開発とは、組織文化の意図的な変革を総合的に行うこと。
組織風土や組織文化は放っておくと、どうなるかわかりません。
このような組織では、いざという時に組織の団結力に欠けていたりと成果に結びつかなかったりします。
ですので、組織開発を行って、意図的に改革していくことは大切。
そして、この開発には組織学習が必要。
この組織学習として5S活動を取り入れることにより、目に見えない組織文化も習慣となった行動が見える化されたりと、変化が起きます。
この勉強をしていると、組織開発をしていない職場はとても危険だなとも感じました。
放っておいて好ましい組織文化が築けるというのは、人数が多ければ多いほど、難しくなります。
ある程度、規模が大きくなってくると、しっかりこの組織開発に取り組まないと、組織が次のステージには上がれない気がします。
私たちも、組織文化づくりのための組織開発をもっともっと広めていけたらなと思います♪