家庭の5S活動 効率的な暮らし

【家庭の5S】暮らしやすい住まいを作るための「8つのチェック項目」

おはようございます♪

㈱Smile System Support の上石です(^^♪

 

今日は家の整理整頓を「家庭の5S」を使って行っていくために、まず初めに何をしたらいいのかをお話します。

 

まずは「自分の家の現状分析」してみてください。

現状分析をするためのチェック項目を紹介しますので、セルフチェックをしましょう。

家の現状分析のためのチェック項目

  1. 床に直置きをしている
  2. 手の届かない範囲の棚にモノを置いている
  3. 棚やモノで窓をふさいでいる
  4. 壁にペタペタ貼っている
  5. モノの定位置が決まっていない
  6. モノの適正量が決まっていない
  7. ラベリングをしていない
  8. 整理整頓について家族で話し合っていない

①床に直置きをしている

床に直置きをしていると、モノをどけながらの掃除になるので、掃除に余計な時間がかかってしまいます。

そうなると掃除を面倒に感じて頻度が落ちたり、掃除なくなったりします。

 

また、常に床の直置きがあると「早く片付けないと…」という思いがいつもあって、それによってストレスが溜まってしまいます。

 

家事代行などで高齢者の家にいくことがあるのですが、「床に直置きをしているものにつまづいて骨折した」というお話をよく聞きます。

床の直置きは掃除時間もかかる、ストレスが溜まる、怪我の原因にもなるので、なくしていきましょう。

 

②手の届かない範囲の棚にモノを置いている

キッチンの吊り戸などの高い部分にモノを詰め込んでいるけど、取るのが面倒で使われてない、中に何が入ってるか覚えてない…ということはありませんか?

 

これでは使わないモノを集めておくためだけのスペースになって、モノも場所も死んでしまっている状態です。

モノは使用されないと持っている意味がありません。

 

ムリに高いところまで活用せず、要るモノを手の届く範囲の収納に入れるようしましょう。

③棚やモノで窓をふさいでいる

窓は本来、風を通したり、光を取り入れるために作られています。

そこに棚があったり、モノが積み重ねてあると、その機能を果たしません。

 

部屋に光が入らず暗くなってしまったり、窓を開けず換気が悪くなったりします。

暗い、空気が悪いという状態は、気分まで落ち込んでしまいます。

 

私が整理整頓のご依頼でお邪魔したご家庭で、窓をモノで塞いでそれ当たり前になっている家があったんですが、そこの奥様はうつになって引きこもっておられました。

ご依頼で5日間かけて整理整頓をして、窓もしっかり開閉できるようにしたところ「こんなに自分の家が明るいとは思わなかった!」とおっしゃられて、それ以降は外にも出れるようになり、今では仕事もできるようになりました。

 

快適な住環境にするためには、窓はできるだけ塞がないようにしましょう!

④壁にペタペタ貼っている

子供の作品や、プリント、メモやチラシなどを壁や冷蔵庫にペタペタ貼っていませんか?

 

壁に何かを貼ると、意識していなくてもそれが情報として常に視覚に入っている状態になります。

その面積が広ければ広いほど情報量は増えて、知らないうちに脳が疲れてしまいます。

 

家を「くつろぐ場所」にしたいのであれば、この情報量を減らしてあげる必要があります。

 

心当たりのある方は、一度壁に貼ってあるものをなくしてみてください。

今より落ち着く空間になるはずです😊

 

作品などを貼りたい場合はきっちりとスペースを決めましょう。

我が家では、プライベートスペースである階段に子供の作品は飾るように置いています♪

 

⑤モノの定位置が決まっていない

「使ったものが元に戻ってこない」「いつもと違う場所にしまってあった」ということはありませんか?

家庭でよくあるのは、耳かきや爪きりなど、家族みんながよく使うもの。

 

探しモノが起こる原因は「定位置が決まっていないこと」です。

家族で共有しているものほど、定位置を決める必要があります。

 

モノを探すとういムダな時間やストレスをなくすためにも定位置を決めていきましょう。

⑥モノの適正量が決まっていない

紙袋がめちゃくちゃ溜まっているということはありませんか?

紙袋を自ら買うことはほとんどなく、もらったものがどんどん溜まっていってる状態で、そのまま放っておくと増え続けます。

 

洋服なども、着ないものを処分しないまま買い足していくと、クローゼットはどんどん狭くなって溢れ出してしまいます。

 

そこで必要なのは「これだけしか持たない」という適正量を決めることです。

とくに量が増えてしまうモノにはしっかりと適正量を決めていく必要があります。

⑦ラベリングをしていない

モノのある場所を家族みんながちゃんと把握できていますか?

定位置はあるけど、みんながそれを知らなかったり、忘れてしまうと意味がありません。

 

そこで、定位置が決まっているモノには(特に家族が共有で使うモノほど)ラベリングが必要です。

ラベリングすることで、家族みんなが快適にモノを使って、ちゃんと元の場所に戻せるようになります。

 

子供から「ママどこにあるの?」と言われて、ママの仕事を止められることもなくなります。

⑧整理整頓について家族で話し合っていない

家整理整頓・モノの管理を、ママが一人で決めて実行してるということはありませんか?

 

ひとりでルールを決めても、家族みんなにちゃんと伝わっていなかったり、誰かにとって使いにくいルールだった場合、守ってもらえないということが起こります。

子どもやご主人からすると、関心の薄い「モノの置き場所」のルールを言われても、記憶に残っていないことがほとんどです。

 

そうならないために、整理整頓のルールは家族で話し合って決める様にしましょう。

決める段階から参加してもらい、「こういう理由だからここに置くようにしよう」という風に理由や想いから共有すると、整理整頓に協力しようという意識を持ってもらえるようになります。

 

まとめ

以上8つのチェック項目を挙げました。

いくつできていましたでしょうか?

 

この8つを解決するだけで、とても暮らしやすい家庭環境になっています。

次の投稿からは、具体的な家庭の5S活動の取り組み方についてお伝えしていきます。

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