おはようございます♪
㈱Smile System Support の上石です(^^♪
家庭向けの5S活動シリーズ、今回からは「整頓」について。
整頓とは「必要なモノを必要な時にいつでも誰でもすぐに取り出せること」を言います。
前回の記事でやった「整理」の活動でモノを捨てていき、要らないモノがなくなったら、次の「整頓」に移ります。
整頓の「いつでも誰でもすぐに」というのは、家庭の場合、共有のモノほど大切です。
毎日使っているモノは、すぐに取り出せますが、久しぶりに使うモノが、すぐに見つからず探すことありませんか?
家族の誰かにきかないとわからない、ないと思って購入したら後日出てきた、という経験あるかと思います。
うちでよくある問題が工具です。
私はDIYが好きで色々作るのですが、工具を管理しているのは主人。
主人は造園業をしていて工具がたくさん持っていて、家の中にある工具もあれば倉庫にある工具もあります。
そこで「〇〇センチのビスってどっちにあるかなー?」と工具について毎回聞いてしまいます。
これ、主人がいる時ならいいのですが、いないときに必要になると途端に困ってしまいます。
そこで、今度立て替える新しい家ではしっかり倉庫と家の工具を話し合って「整頓」したいと思っています。
整頓の三つのステップ
家事代行などのご依頼で、お客様宅に伺ったときに多いのは、「主人が料理を手伝ってくれるのはいいんだけど、あれがない!これはどこだ!と、いちいち場所を聞かれて教えないといけないので、面倒くさいし、それだったら自分でやった方が楽だし早い」というご意見です。
これはさっきの工具と同じパターンで、管理者が奥様なので、ご主人様は場所がわからない状態。
せっかく手伝ってくれるのに逆に面倒になってしまいます。
こういったことが起きないために、しっかり「整頓」が必要です。
「誰でもすぐにわかる」ようにするには3つのステップがあります。
- 定位置を決める
- 適正量を決める
- 標示をする
この3ステップで改善していくと、探し物がなくなって、無駄な二度買いをしたり、家族に「~どこ?」と聞かれることがなくなります。
ということで、明日はステップ①定位置について書いていきます。