家庭の5S活動

【家庭の5S】溜まりやすい食器棚の整理整頓方法

おはようございます♪

㈱Smile System Support の上石です(^^)/

 

今日は、先日開催したセミナーで一番多かったお悩み、「食器棚の整理」についてお話したいと思います。

 

食器は溜まりやすいので定期的な整理が必要

食器は家の中でも、知らず知らずのうちに溜まってしまうモノの一つです。

 

自分で買う以外にも、親から譲り受けたり、お祝いでいただいたりで、意識しなくても増えていきます。

そして、その食器を入れる棚は基本的に収納力が高いので、増えてることに気づかず、どんどん入れていってしまいます。

 

その結果、ほとんど使ったことない食器が場所だけ陣取って静かに眠っているという状態に…

 

でもスペースには限りがあります。

私たちはその限られたスペースを有効に、そして快適に過ごせるようにしていく必要があります。

 

そこで「整理」です。

整理とは、要るか要らないかを判断して、要らない物を捨てること。

 

溜まりやすい食器棚は定期的に整理しましょう。

 

食器棚の整理方法

食器棚の整理方法でオススメなのは、食器棚のものをすべて一部屋に出してみることです。

 

外からだと奥のモノまでちゃんと見えなかったり、ちゃんと判断できません。

大変かもわかりませんが、まずはいったん全部を出して、一つひとつ手に取って判断するようにしてください。

そうすることで見えてくるものがあります。

  1. すべて出すことによって思った以上に多いと気づく
  2. 同じ用途の食器がたくさんあることに気づく

このようにこれまで気づかなかった発見があります。

 

以前依頼があって整理のお手伝いで伺った家で、食器棚から食器をすべて出したら、畳6畳すべて埋まるほどの物量でした。

それぐらい食器棚というのは収納力があるんです。

 

まずはしっかり自分の目で、どれだけの物を保持しているのかを把握して、そこから要る・要らないを判断していきましょう。

 

 

要るモノは「今使用しているモノ」「今後使用する予定があるモノ」にしてください。

悩むものは「保留箱」を作って、とりあえず入れておいてください。

 

 

 

いらないほ判断されたものは、どんどん部屋の外へ出していきましょう。

 

そしてすべての判断が終わったら、もう一度、保留箱に入っているものを出して、要る、要らないと判断しましょう。

 

それでも保留にしたいモノがありましたら、また保留箱に入れてください。

整理の活動は「要る・要らない」の判断をやっていくうちに、どんどん判断力がついてきます。

 

最後、保留箱に残ったモノは食器棚には返さず、保留箱のまま押し入れなどに収納しましょう。

この保留箱の食器を棚に戻してしまうと、要るものと混ざって見返さなくなり、また使わないまま忘れてしまうからです。

 

保留箱の中のものは、必要になったら取り出して使います。

使ったということは「要るモノ」なので、使用後は食器棚に戻します。

 

 

食器棚への収納のポイント

食器棚へ食器を収納するときに、3つのポイントがあります。

  1. 使用頻度の高いモノは腰高の一番取りやすい位置へ
  2. 食器は重ねるより立てて置く方が取り出しやすい
  3. 食器棚がいっぱいにならなくてもOK

では一つずつ解説していきます。

1.使用頻度の高いモノは腰高の一番取りやすい位置へ

毎日使うお皿なのに、上の方にあったり、かがんで取ったりとうことはありませんか?

これだと取り出しにくいし、頻繁に体に負荷がかかってしまいます。

 

よく使うお皿ほど、腰高の取り出しやすい場所に置きましょう。

 

また、大皿など重い食器は、高い位置に置くと危険です。

こちらは低い位置で、取り出しやすく負荷のかからない場所へ置くようにしましょう。

 

2.食器は重ねるより立てて置く方が取り出しやすい

お皿は上に積み上げると、下のものが取り出しにくくなります。

そこで、こちらの写真のように立てて収納することをお勧めします。

ちなみにこちらのディッシュスタンドはTOWERの商品です♪

 

3.食器棚がいっぱいにならなくてもOK

収納があると、スペースがあるだけどんどん詰め込まれる方がいらっしゃいます。

でも食器棚の場合、高い位置のモノや、奥のモノは取り出しにくいので、余裕を持っておくことをお勧めいたします。

 

理想は8割収納!

ゆとりを持って収納できるように心がけてみてください。

 

貰った食器の扱い方

食器棚の整理でよくあるお悩みに、「貰い物や親から譲り受けたものをどうしたらいいかわからない」という悩みがあります。

 

貰ったものであっても、使用していなければ、それは「要らないモノ」。

ただ、「要らない物=すべて処分」ではありません。

 

まずは誰かに使ってくれる貰い手を探してみましょう。

もらったまま使わず箱ごと残っている場合は、リサイクルショップや、フリマアプリ、ジモティーのようなサービスを利用する手もあります。

 

また、自治体によっては食器を回収して、ほしい人が貰っていくという仕組ができているところもあります。

一度調べてみてください。

 

親から譲り受けたものは、気持ち的にも処分しにくいものかとは思います。

その場合は、数点だけピップアップして思い出の品として残しておく、というやり方もありです。

すべて残しておくとキリがなくなるので、しっかり厳選しましょう。

 

 

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